無駄な事など何も無い

地図絵は、基本的に描き直しはしません。

自分の意志に反して手がぶれてしまったり、
紙に汚れがついてしまったり・・・
そういうときは、それを活かして別の方法を考え、描き続けます。
塗りつぶしたりとか、汚れにそって地形を作ったりとか。

完成してみないとそれが良かったのか悪かったのか解らないけど、
そういうのも、全体を形成する大事な一部分だと思っています。

人生も、同じようなものだと思います。
自分の判断や行動は正しかったのか、間違っていたのか。
それは人生全体から見ればどちらでもないのではないでしょうか。

すべての事象は、自分の人生を形作る大事な要素。

どんなに無駄に思えることや間違っていると思うことをしていても、
それは経験となり、「今」の自分を生かしています。

失敗という苦い経験をしたなら、それを肥やしにして
同じ過ちを避けるようにすればいいし、成功したと思うならそれを伸ばせば良い。

僕の地図絵も、失敗する度に立ち止まっていたり
最初から描き直していたら、きっといつまで経っても完成しないでしょう(笑)
そんなことで、描き直しはしないのです。

無駄な事など何も無い、ということで!

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