2012年12月----------海福雑貨分室、開店!
2012年9月下旬。
第3回オダサガ文化祭が大雨に見舞われつつも幕を閉じ、
秋のイベントシーズンまでの間、
束の間の落ち着きを取り戻した海福雑貨。
ある日、「川島荘の2Fが一部屋空いた」という情報が舞い込みます。
不動産屋さんに確かめると、本当に空いたらしい。
これは・・!
「Rucca部屋」に続き、作家さんのお部屋にするチャンス!
ということで、
会う作家さん会う作家さんにお知らせしたり、
twitterなどで「空いてますよ〜」なんて呟いてみたり。
何人か迷われた方もいましたが、
名乗りをあげる作家さんは現れず・・・
やっぱり居ないかな・・リスクもあるし。
と、ここで誰かが提案します。
「海福さんが借りちゃえば??」
・・そうですね。・・・ん?
うん、そうだ、そうですよね!!借りよう!
ということになり、その場で不動産屋さんに電話。
そして次の週には契約という、1Fを借りたときと同じような
まさかの急展開。店主お得意の、見切り発車です。
その様子を周りで見ていた人たちは、
早速2Fがどんな空間になるのかの予想とリクエストを始めます。
「黒海福」は?
いや、「KANNA帝国」だ。
いやいや、今度は横文字の店名にしてみたら・・・?
・・そう、この部屋は海福雑貨の女将、KANNAの
世界観を全面に出した空間にすることになったのです。
10月初旬、新しい鍵がやってきました。
川島荘202号室。
KANNAの昔からの夢は「雑貨屋さんをやること」。
店主と海福雑貨を運営するようになり、その夢は一旦叶いました。
ですが、最初から雑貨屋さんを作るのは、これが初めて。
そのうちKANNAの店も出そうね、
などと言っていた矢先、202号室が手に入った訳で・・
これはもう、そういう事でしょ!と、そんな流れな訳です。
で、早速準備開始。
もちろん全て自分たちで作っていきます。
こんな楽しい作業、業者さんにやらせちゃ勿体無い!
後に仕事を共にすることになる友人たちの手伝いもあり、
お店に遊びに来てくれた方も覗きに来てくれたりと、
準備は楽しく進んでいきました。集まった皆で出前を頼んだり。
お店を作っていく過程というのは、本当に楽しいものです。
オープン日は・・・
12が沢山並ぶし、2012年12月12日12時にしよう!
開店するのはとりあえず、週末だけ。
レジも一階と共通。
いまは小さな物置のような空間だけど、
この小さな空間に、渋くて格好良くて可愛くて、
古くて不思議で綺麗なものを沢山詰め込もう。
少しずつ、少しずつ、下のお店がそうだったように。
そんな訳で、
開店を決めてから3ヶ月、「海福雑貨」誕生に遅れる事5年半、
「海福雑貨分室」は古いアパートの片隅で、ひっそりと誕生したのでした。
さあ・・・どうなる!?
もっと詳しく、話を聞きたい人は・・海福雑貨へ仕事旅行!