デザートグラス(パープルグラス)
ご存知の通り、海福雑貨では古い瓶を沢山取り扱っています。ジャンク、ヴィンテージと呼ばれるものからアンティークと呼ばれるとても古い時代のモノまで、実に様々。
そんな中でも一際存在感を放つ紫色の古い瓶たち。この紫色の瓶たちには、「デザートグラス(desert glass)」という名前が付いています。(ご飯を食べた後のお楽しみのほうの「デザート」ではなく、「砂漠」を意味する「デザート」のほうから来た名前です^^;
紫色なので「パープルグラス(purple glass)」という呼び方もあるそうですが、「デザートグラス」の呼び名のほうが一般的かな?といった感じです。ちなみに日本国内では、シンプルに「紫瓶」と言った方が(そのままですが)伝わり易い場合もあります。
大体100年くらい前、19世紀後半から20世紀初頭の時期に主に米国で作られたアンティークの瓶で、元々は透明の瓶でした。
ガラス本来の薄い青色を打ち消して透明の瓶を作る為に使用された「酸化マンガン」が長期間紫外線にさらされた結果、こうした紫色に変色した訳で、まさに時間の成せる技、ということです。
海福雑貨では、米国に買い付けに行った際には必ずこの「デザートグラス」も探して回ります。
というのも、日本国内には「デザートグラス」は多くなく、仕入れようにも大変高価な値段で取引されている為です。(高価なアンティークばかりを扱うお店などで目にする事が出来ますが、そのお値段を見てみて下さい。きっと驚かれる方も多いはず・・)
今でも米国の田舎のほうでは蚤の市などで手軽に「デザートグラス」を入手出来るため、タイミングによっては大量の瓶を卸してもらい、入手する事ができるのです。
ですので、海福雑貨では米国で直接仕入れて来た安価で尚かつ本物の「デザートグラス」を手に入れる事ができますよ(^ー^)
安価といっても一本1500円〜3000円ほどにはなってしまいますが、日本国内にしては、本物にしては、かなり良いほうだと思います。ちなみに、沢山あるとはいっても数は限られており米国に行かないと入手出来ないため、在庫は「だいじだいじ」にしています。そのため卸は行っておりません;;(おそらく卸価格にしなくても、十分な仕入れにはなると思いますが)
近頃流行りの「アンティーク風」の、元々紫色に着色された古っぽい瓶では満足いかないあなた。是非、見にいらしてください!
瓶の紫色はもちろん、モノによっては表面がうっすらと銀化した美しい光沢を放つものもあり、楽しめますよ。
※補足・・・表面の銀化だけでは物足りない、もっと銀化を!、という方はローマングラスのページをご覧下さい。
海福雑貨で取り扱っているデザートグラスについては、一部が 海福雑貨通販部にてご覧になれます。
「こんなモノ置いてます!」に戻る